乳酸菌の種類ガイド

HOKKAIDO株

HOKKAIDO株

HOKKAIDO株は、漬物から分離した乳酸菌です。

 

植物乳酸菌と呼ばれる豆類、穀類、野菜、果物などの
植物原料を発酵させるのに適した乳酸菌は、
日本人の身体にあった乳酸菌であると思われています。

 

昔から、旬の野菜をつけた日本伝統の漬物は
植物乳酸菌の宝庫で、日本人が食してきました。

 

現代の食事のように、肉や魚などをガッツリ食べなくても、
健康を維持し、野や畑仕事ができたのは、
しっかりとした質の良い乳酸菌を含む漬物を
毎日当たり前のように食べていたからなのかもしれません。

 

さて、HOKKAIDO株は、おいしいと評判の漬物を作っている
北海道の農家さんから漬物をいただき、
その漬物から、生理生化学試験、遺伝子解析等を行い、
Lactobacillus Plantarumに属する新たな乳酸菌株を分離して、
HOKKAIDO株と名づけたものです。

 

・HOKKAIDO株は腸に生きて届く

 

私たちヒトの腸内は、空腹時ではpH1〜2ですが、
食事を摂取すればpHは3〜5に上昇します。

 

また、胃の消化物は、十二指腸に移送されるのには、
2時間くらいかかります。

 

HOKKAIDO株は、pH3では4時間まで生菌数の減少が見られないことから、
生きたまま腸に届くことが確認できています。

 

また、胃を通過した消化物は腸内に24時間ほど留まりますが、
HOKKAIDO株は死滅することなく、むしろ増えるということも確認されています。

 

・HOKKAIDO株でO-157から身体を守る

 

ヒトの腸管由来の細胞を培養し、
大腸菌O-157とHOKKAIDO株を添加した試験では、
特にあらかじめ乳酸菌を加えておいた場合、
大腸菌O-157の細胞付着が抑制されるという結果が出ました。

 

つまり、ヒトの腸の中では、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌と、
有害な悪玉菌による腸管付着の競合が起こっていますが、
HOKKAIDO株などの善玉菌を恒常的に定住させておく事により、
健康的な腸内環境を維持することができます。

 

・お酒でHOKKAIDO株を摂る

 

清酒の醸造副産物である酒粕は、栄養価のとても高い食材です。

 

昔から、甘酒、粕汁、漬物等に利用されてきました。

 

また、近年は、生活習慣病に関わる様々な生活活性が報告され、
酒粕に注目が集まっています。

 

特に、乳酸菌で発酵させた酒粕は、機能性をより高めた
新たな高付加価値食材として注目されてています。

 

HOKKAIDO株を用いて酒粕を発酵させ、
生きた乳酸菌を含む低アルコール飲料をつくってみたところ、
ブドウ糖が発酵によって50%以上消費され、
乳酸が作られ、とても爽やかな飲料に仕上がったそうです。

 

また、市販の乳酸菌飲料に匹敵する量の乳酸菌も含むことが分かりました。

 

近年は、健康志向の高まりから、様々な野菜ジュースが作られています。

 

そして、アルコールやジュースなど、健康に良いものが多く販売されていますから、
そういったものを選んで健康に役立てて行くと良いのではないでしょうか。