乳酸菌の種類ガイド

BE80株

BE80株

BE80株は、高生存ビフィズス菌として開発されました。

 

ビフィズス菌の殆どは、強い酸度を示す胃酸や胆汁酸によって、
胃腸や十二指腸を通過する間に死滅してしまいます。

 

ですから、ヨーグルト等で摂取しても、
私たちヒトの腸に生きたまま届き、そして生存する可能性は殆どありません。

 

ですが、BE80株であれば、腸に生きたまま届くことが出来ます。

 

なぜなら、酸への強い耐性を持っているからです。

 

・BE80株は酸に強い

 

酸に強いBE80株は、他のビフィズス菌よりも、生命力が強く、
たとえばヨーグルトなどでも、他のヨーグルトは出荷後、菌の数がだんだん減りますが、
BE80株を使ったヨーグルトであれば、
賞味期限まで待ってもヨーグルトの菌の数は殆ど変化がありません。

 

ですから、生きたままの菌をしっかり摂取することができ、
胃や腸に届く菌も、他のヨーグルトよりも多いです。

 

・BE80株で腸通過時間が短くなる

 

EB80株を摂ると、
消化された食べ物が腸管を通過する時間が短くなるという
実験結果もあります。

 

特に便秘になりやすい女性や、高齢者の食べ物の腸管を通過する時間は短くなります。

 

そして、この効果は、摂取量を増やすとさらによくなり、
定期的に摂取することで効果も継続できます。

 

しかし、摂取を止めてしまうと、効果はなくなります。

 

一般的に、健康な人が食べ物を食べたとき、
それが肛門まで到達するのにかかる時間は72時間未満といわれています。

 

この腸管通過時間が長くなれば便秘になりやすくなりますし、
腸通過時間が短くなれば便秘が解消されやすくなります。

 

特に、腸管通過時間が長くなる傾向にある女性と高齢者に対し、
14日間、BE80株を使ったヨーグルトを試したところ、
腸通過時間が短くなるという結果が得られています。

 

・BE80株で食後の膨満感が解消される

 

便秘型過敏性腸症候群に対する研究で、
BE80株が用いられています。

 

腸が長く折れ曲がりが強いため、便秘や下痢、
腹満や腹痛を起こす過敏性腸症候群は、
若くて痩せた人に多い傾向があります。

 

過敏性腸症候群の中でも便秘型の場合は、
食事を摂ると実際に腹部が膨張します。

 

このような便秘型過敏性腸症候群の女性に対し、
BE80株を使用したヨーグルトを摂取してもらい、
その後、おなかにワイヤーベルトをつけて
腹部のふくらみを24時間計測する試験を行いました。

 

その結果は、BE80株を摂らなかった人は、
昼食や夕食を食べると腹部が6cmほど膨れたのに対し、
BE80株を摂った人は、ふくらみが1.5cmほどだったのです。

 

食後、おなかが膨らむのは腸の中の悪玉菌が
食べ物を分解するときにガスを出すためなので、
BE80株を摂り、腸内の菌叢が善玉傾向に改善された事により、
膨満が抑えられたということです。

 

このようなことから、過敏性腸症候群の患者さんだけでなく、
食後の膨満感が気になる人にも、
BE80株は、おススメな乳酸菌であると言えます。